第十一話 最終章
ザックスの物語は最終章を迎える。
私達は知っている、ザックスとクラウドの逃避行の行く末を。
だが・・・その前に
親友だった二人、ジェネシスとアンジールの物語の結末を見る事になる。彼等の生まれ故郷で、私達は神羅に苛酷な運命を担わされた二人の想いを、ザックスと共に見届ける戦いをする事にしよう。ライフストリームが今もはぐくんでいる彼等の想いを・・・

「バカリンゴはバノーラでしか育たない」
ラザードは言う。土壌が原因しているらしい。いつもジェネシスはリンゴを持ち歩いていた。つまり彼等のアジトはバノーラにある・・・ザックス達はバノーラへ向かう。クラウドの事をラザードに頼み、ザックスは村へ入っていく。
穴から工場の地下へ。片隅の場所に机がある。数々の優勝カップが並び、壁に賞状が貼られている。机の上に一冊の本を見つける。バノーラのリンゴジュースを考えたのはジェネシス少年と記されている。受賞した時の少年のコメント・・
「両親と一緒に 英雄セフィロスにリンゴをごちそうするのが ぼくの夢です」
自分と同世代なのに、すでに英雄として活躍しているジェネシスへの憧れ。セピア色の写真は幸せだった頃のジェネシスと家族か。(ジェネシス・・俺に出来る事はあるのか?)ザックスは考える。
4つの石版に記された「LOVELES」の概要。
審判の淵と忘却の湖で七つの女神のマテリア入手。
決別の扉に進み、マテリアを女神の絵の描かれた台座にはめ込む。
Gレジレサイドとの戦闘。ザックスLV52。
ドラゴンの腕輪で魔法攻撃を軽減、サンダガ連打で勝利。
扉は開かれた。その先にジェネシスがいる・・・終焉の光へ進む。真っ白な髪をしたジェネシスがいる。「LOVELESS」を暗唱している。やって来たザックスを見て、ジェネシスは言う。
お前はアンジールの想いを継承し
セフィロスの一部をその身に受け継ぐ
親友の再会が果たされたというわけだ
これで「LOVELESS」が再現された
ザックスは叫ぶ・・・「俺は あんたを救いに来た」
ジェネシスは戦いを望んだ。バノーラの神秘、ライフストリームの力をその身に受け、モンスターとなって。ザックスはジェネシスに向かって行く。アンジールの剣をかかげて。
ジェネシスアバターと戦闘。 Gシャドウサイズ、Gシャドウメイジを召喚。 物理攻撃は本体は効かないが、剣のマテリアは効く。本体を倒さず、アスピガでMPを回復しつつ、ヘルファイガとヘルサンダガで剣のマテリアを破壊して勝利。
人間の姿に戻るジェネシス、劣化が消えている。ザックスは最初からジェネシスが死ぬつもりで戦いを挑んだのだと気がつく。なおも戦いを挑んでくるジェネシス。彼は星に帰る事だけを望んでいたのだ。ザックスは再び気に染まぬままに戦う事になる。
「どいつもこいつも 俺に押し付けやがって!!」
ジェネシスと戦闘。フラッシュ、ホーミング、ダンシングソード、マジックソードを使ってくる。回避しつつ攻撃。動きが早いので、少し離れて魔法攻撃。
倒れたジェネシスは、女神の幻を見る。それはその場に安置してあった聖母の如き女神ではなく、黄金色に輝く少女の如き女神。ジェネシスは女神に歩み寄り、手を伸ばすが、女神は哀しげに目を伏せる。ジェネシスはライフストリームの彼方へ堕ちていく・・・
倒れ伏すジェネシスを抱え上げ、ザックスはクラウドとラザードの待つ村の入り口へと戻っていく。
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ここはもるがんのクライシスコアFFVIIの記録用の場所です。
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