FFVIIの結末から後の物語。
ライフストリームに人々の”想い”が残されているように、プレイヤーの感動の余韻が漂い集まり、結晶したようなものなのだ。あたかもマテリアの如くに。それは野島一成氏だからこそ可能だった事であろう。
ファンが知りたかった事がそこにある。
物語の空白が違和感なく埋められていく。ゲームでも映像でも充分に描かれていなかった彼等の苦悩も葛藤も。たとえば、心ならずもテロ組織”アバランチ”として、人の命を奪ってしまったティファの罪の意識、戦場を失ってしまった男の失意、世界の再生への動きと繰り返される悪夢と野望、遥かなる未来へ続く命に戸惑う者達・・・
デンゼル編
ティファ編
バレット編(シドとシエラについても描かれている)
ナナキ編(ヴィンセント編でもある)
ユフィ編
神羅編
・・・この6編の物語の合間に、黒(セフィロス)と白(エアリス)の短いエピソードが挿入されている。
”星”の上での営みと並行して
ライフストリームの中で繰り広げられる、黒と白の意思の拮抗
Blu-ray版の特典映像でアニメ化されたデンゼル編は、小説を読んだ方がずっと良い。文章の上の方が、鉄錆を含んだ風と熱砂と冷えていく少年の心を感じる事が出来る。個人的には、神羅編が気に入っている。ルーファウス社長が、単なる悪役ではないのが、とてもうれしい。混乱した世界の中でのタークスの活躍も
そして・・・・私は、これからも待ち続ける
「思い出にならない」意思の”再臨”を。
DISSIDIA FINAL FANTASY POTION
セフィロス登場の缶は4種類。野村イラスト、CG2種類とカオスの天野絵。
主人公ではないキャラクターにしては破格の扱い。
Blu-ray の「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」が待ち遠しい・・
カオス缶の絵を見ると”セフィロスの最終形態が闇王”と思えなくもない(笑)
もしそうならどんなに楽しいだろう!!
負けても再度挑戦したくなるではないか!!
何度絶望を贈られても、私はセフィロスに逢いにいくだろう・・・
「受け入れろ。お前を導くのはーー私だ」
DISSIDIA FINAL FANTASY POTION
とある予感が通り過ぎた・・・・
胸元に手をやると
着けているはずのペンダントの感触がない
銀に刻まれた片翼の面影の冷たき手触りが
何処へ飛び去ってしまったのか
思い出にならないはずでは、なかったのか
FINAL FANTASY VII Black Silver Pendant~sephiroth~
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ここはもるがんのクライシスコアFFVIIの記録用の場所です。